Laser 膣子宮頚部異形成に対する
レーザー蒸散術

レーザー蒸散術Laser ablation

 

レーザー蒸散術の図

当院では子宮頚部異形成(子宮頸がんの前がん状態)に対し、CO2レーザーを用いて子宮頚部表層上部の深さ3~5mmを焼く、子宮頚部レーザー蒸散術という治療を行っています。

子宮頚部円錐切除術の図

子宮頸がん検診で異常を指摘されて、治療として子宮頚部円錐切除術を勧められる方が多いと思います。しかし、数日間の入院が必要になりますし、手術によって妊娠中の早産のリスクが増加する可能性が高くなります。
子宮頸がんまで進行していることが疑われる状態でなければ、子宮頚部蒸散術で様子をみることが可能です。

 

メリット

CO2ガスレーザーを病変部に照射して焼き飛ばす治療なので、子宮頸管が短縮することもないので、切迫早産のなどのリスクがなくなります。 日帰り治療が可能。 治療をした9割以上の方で病変が消失し、原因となるヒトパピローマウイルスも消失します。

 

デメリット

約1か月間、水っぽいおりものが続き、性交は控えていただく必要があります。 『定期健診で1年以上子宮頚部異形成を指摘され続けている』『いつになったら正常になるのか心配』など、子宮頚部異形成でお悩みの方はぜひご相談ください。

 

料金

 自費診療の場合は 36,300円(税込)
 保険診療の場合は 約12,000円

※上記金額は施術料のみ。別途診察料をいただきます。

※施術を希望される方は、直接窓口までお電話にてご予約ください。
その際、【「子宮頸部レーザー蒸散術」治療説明書・同意書】をダウンロード可能な方は、ご持参ください。