骨盤の臓器を支える骨盤底筋が出産や加齢でダメージを受けて筋力が衰えてしまうと、尿漏れやお湯漏れ、膣のゆるみや骨盤臓器下垂(脱)などの症状が出てきます。
骨盤底筋トレーニングで筋力を鍛えることが大切なのですが、どこにどうやって力を入れたらよいのかよくわからないといった方やなかなか続けられない、うっかり忘れてしまう方も多いかと思います。
そのような方へEMSELLA(エムセラ)はおすすめの治療法です。
エムセラは2020年に発売され、アメリカやEUなど25か国で認可の下りており(日本では保険適応ではありません)骨盤底筋群を鍛える新しい治療機器です。
治療機器に30分間座っている間に高密度焦点式電磁(ハイフェム)のエネルギーが骨盤底筋全面を刺激し、1回の施術で1万7,040回の超極大筋収縮が誘発されて筋肉を強化します。
体への負担の少ない治療で、痛みもなく、治療後は通常通りの日常生活を送ることができます。
8本の研究文献で尿漏れの平均65%が改善しています。
初期治療導入では、短期間で集中的に行うのが効果的です。
まずは週に1~2回で6回治療することで尿もれや膣のたるみ改善の効果が出ている報告が多く散見されます。
膣ハイフは、膣内に挿入したハンドピースから超音波を膣の粘膜下に集中して当てて熱を発生させ、熱で縮んだコラーゲンを治そうとする働きで新しいコラーゲンが生み出されることで、膣に弾力が生まれ厚くなって膣のたるみが改善されて引き締め、引き上げが可能になるものです。
その結果、骨盤臓器が下降しなくなり、尿もれなどの症状が改善します。
一方でエムセラは、治療機器に30分間座っている間に高密度焦点式電磁(ハイフェム)のエネルギーが骨盤底筋全面を刺激し、1回の施術で1万7040回の超極大筋収縮が誘発されて筋肉が強化されて骨盤の臓器が引き上げられるものになります。
このように尿漏れやお湯漏れ、膣のゆるみの症状をどちらの機械も改善することはできますが、強化する組織が違っています。
異なる組織を異なる側面から改善を促すため、症状が強い場合には膣ハイフ(ヨニハイフ)とエムセラを両方受けられることをお勧めします。
また、外陰部の萎縮などがありご自分で外陰部を触っても痛い方などはエムセラから、まずは速やかに症状を改善したいと考える場合には膣ハイフから行うことをお勧めします。
1回 | 11,000円(税込) |
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(初めてエムセラを受けられる方は6回受けられることをお勧めします)
当院にはさまざまな治療機器があります。
どの治療が自分には合っているのかがわからなくても大丈夫です。
当日の診療時に一番お勧めの治療法をご提案させて頂きます。